私たちが考えていること
Feature 01 小児科のあらゆる分野についてもれなく研修することができます
小児科医になりたい!東大小児科はそんな気持ちに全力で応えます。
漠然と「小児科」とひとくちにいっても、一般小児診療だけでなく、神経・循環器・血液腫瘍・腎臓・代謝内分泌・アレルギー・NICU・PICU等様々な専門領域があります。東大小児科ならではの多様な関連施設を活用し、一人ひとりの志向に合わせて3年間の専攻研修期間のみならず生涯教育につとめ、あらゆる分野に精通した小児科医の育成を行っています。来たれ、未来の小児科医!東大小児科では多彩な未来が開けます。
Feature 02 プライマリーケアから最先端の小児・新生児集中治療まで実践できます
私達の臨床現場には、「自分にあった、そして自分がやりたい目標」を見つけるために、医療システムの入り口となるプライマリーケアから最後の砦となる集中治療まで、幅の広い小児医療にふれる環境があります。小児科外来では地域の患者さんの相談窓口となり、様々な患者に総合的・継続的医療を提供しています。2019年6月に刷新された国立大学最大のNICU・PICUでは、周産期母子医療センター・こども救命センターとして、他の施設での診療が難しい重症患者の紹介を数多く受け入れて、最先端の小児重症診療を行っています。私達は、専攻医の先生達や医局の仲間達と一緒に同じ目線で診療しながら、未来の小児医療を育てていきたいと考えています。
Feature 03 臨床をやりながら、大学ならではの先端的な学術環境で研究が出来ます
私達は、研究のタネは日々の診療の中のあちこちにあると感じています。臨床をしている時に、ふと疑問に思ったことを、深く調べて研究という形に仕上げる。これを実行するための先端的な学術環境が東京大学にはあります。当教室では、影響力のある雑誌に論文を掲載している研究室が数多くあり、学会発表も数多く行っています。臨床研究の立ち上げ、分子生物学的手法を用いた検証など、小さな疑問の研究への橋渡しを、経験のある先輩たちが優しくサポートします。
Feature 04 週2回の専攻医向けクルズスや抄読会など体系的な学習の機会が充実しています
毎週火曜と金曜の朝、専攻医向けに開かれるクルズス(少人数セミナー)はその一つです。救急診療から慢性疾患の管理まで、専攻医が知っておくべき実臨床のTipsについて各専門分野の医師が行うプレゼンテーションに対して、質疑応答が飛び交い、活発な議論も行われます。大学の利点を活かし、他科の先生や大学院生が行う講義の機会も設けています。
水曜の夕方には、専攻医主体の抄読会も開かれます。発表の質を高めるために指導医からアドバイスを受けながら、「論文を適切に評価し、書けるようになりたい!」などと目標を決め、各自の主体性に合わせて毎年工夫を凝らした発表をしています。
Feature 05 他大学出身者が約2/3で、多様性に富んだ環境です
多様なバックグラウンドを持った仲間と出会い切磋琢磨できる場、出身に関係なく活躍できる場があります。全国から集まった皆さんと、より高いレベルの医療を目指せる事を楽しみにしています。
<最近5年間の出身大学>
旭川医科大学、弘前大学、東北大学、山形大学、新潟大学、福島県立医科大学、群馬大学、筑波大学、千葉大学、順天堂大学、昭和大学、帝京大学、東京大学、東京医科大学、東京医科歯科大学、東京女子医科大学、東邦大学、日本大学、日本医科大学、浜松医科大学、信州大学、名古屋大学、名古屋市立大学、京都大学、京都府立医科大学、神戸大学、兵庫医科大学、島根大学、香川大学、徳島大学、長崎大学、大分大学、鹿児島大学
Feature 06 関連施設は都内・近県に17あり、多様な現場経験ができます
私たちは生涯をかけて医学を追求する使命がありますが、同時に、結婚、出産、子育て、介護など様々なライフイベントを経験し人生を生きていく存在でもあり、各人が抱える個人的な事情は異なっています。個性も様々で、体力に自信のある人も、じっくり考えるのが好きな人も、慢性疾患の患者さんの診療が得意な人も、救急医療が向いている人もいます。
東大小児科は医局員の多様性を大事にするという歴史と伝統に基づき、一人一人を尊重した研修プランを立てます。